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社会福祉法人東京かたばみ会の園紹介、保育士インタビュー動画です。
BUSINESS 事業内容
上布田保育園は、調布市が最初に民間委託した元都立保育園という歴史ある保育園です。最寄の調布駅から徒歩圏内という通勤にも便利な立地にありながら、周囲には豊かな自然環境が広がっています。
目指すのは、保護者の方々を含め、もうひとつの家族のような保育園。異年齢の子どもが同じクラスで園生活を行う縦割り保育にも、積極的に取り組んでいます。
PERSON 先輩社員の紹介
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MAMIKO WAKAGI 若木 麻美子
保育士 / 2018年入職
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MADOKA TAKAHASHI 髙橋 真登香
保育士 / 1995年入職
- 「子ども主体の保育」に加わりたくて、ここに戻ってきた
- もともとは事務の仕事をしていた私。「保育士になりたい!」と一念発起し、夜間の専門学校に通いながら、上布田保育園でアルバイトをしていました。卒業後は別の園に入職。1年を経て、改めて上布田保育園で行われていた「子ども主体の保育」に加わりたいと思い、転職して今年で4年目になります。ここは職員同士の人間関係がとても良く、若手のうちからやりたいことを遠慮せず発信できます。私は、子ども一人ひとりの「小さな興味」をきっかけに、その子の世界を広げてあげたいと思っているので、水遊びが好きな子と一緒に色水をつくってみたり、石鹸を入れて泡立ててみたり、遊びの発展を実践できる環境に大きなやりがいを感じています。大人の都合に子どもを合わせるのではなく、自由に子どもを遊ばせ、個性を伸ばしたい。そんな信念が共有されているから、園内の雰囲気は、いつも明るくおおらかなのだと思います。
- 抜群のチームワークの秘密は、普段のコミュニケーション
- 実は、私は体調を崩しやすいタイプ。夏は熱中症になりやすく、周囲の先生はそれを知ってくれているので、「保冷剤を首に巻いてね」「涼しいところで水を飲んでね」と、優しく気遣ってくれます。上布田保育園は2階建ての校舎ということもあり、「最近、あの先生と顔を合わせていないな」ということも。だからこそ、久しぶりに会えたときには「最近どうですか?」と聞いたり、すれ違った際に少し話したり、気軽に何でも言いやすい関係を維持できるようにしています。私以外の先生も、それは意識しているのではないでしょうか。普段のコミュニケーションを大切にしていなければ、誰かが急遽お休みになったときに、「うちのクラス、今日は余裕があるから1人ヘルプに入れるよ」などと声を掛け合い、どこかに負担を偏らせず、みんなでカバーするなんてことはできません。働きやすい環境があるのは、抜群のチームワークのおかげだと自信を持って言えますね。
- 客観的に見守ってくれる人がいるから、保育を全力で楽しめる
- 上布田保育園は福利厚生がしっかりしていて、アニバーサリー休暇や夏休みなど、休日制度も充実しています。夏休みの予定は、みんなで相談して調整し、全員が希望の期間に休めるようにしています。毎年、お盆に合わせて休む人もいますし、有休と組み合わせて長めに休み、海外に旅行する人もいるので、仕事を頑張りながらプライベートも大切にできると思いますよ。個人的にアピールしたいのは、ここの給食がとても美味しいこと。毎朝、その日のメニューを必ず確認し、「今日はカレーだね」「ハンバーグだって!」と、子どもと一緒に楽しみにしています。私は、子どもとともに全力で楽しんでしまうタイプなので、後になって、「私は楽しかったけど子どもはどうだったかな」と心配になることも。そんなとき、園長や主任から「みんな楽しそうだったね」「子どもたちも良い笑顔だったよ」と言ってもらえると、客観的に見守ってくれる人のいる心強さを感じます。
- 子どものために、私には何ができるのか。真摯に考え続けたい
- 現在は2歳児クラスを担当しています。イヤイヤ期を迎えている子も多く、「どんな声掛けをすれば安心できるかな」「どんな関わり方をすれば気持ちを切り替えていけるかな」と、悩んでしまう日もあります。私と先輩とでは、同じような場面に接しても、声の掛け方や行動の促し方が違うんです。「こんな方法があったんだ」と、豊富な経験に裏付けられた保育スキルに驚かされてばかりです。先輩たちからは、知識やスキルはもちろん、一人ひとりの特性にとことん向き合い、いつでも誠実に対応する姿勢も学んでいます。今後は、子どもたちのために何ができるかを真摯に考え、それを実践できる保育士を目指したいですね。これから入職してくれる先生には、「自分のやり方が正解なのか、分からなくなったときには、すぐに誰かに相談できる園です」と伝えたいです。いろいろな経験を積み、共に成長していきましょう。
- 保護者や同僚とのあたたかい絆の中で、保育士として働ける喜び
- 振り返ってみると、私が保育士になったのは、高校時代に福祉関係の仕事に就きたいと考えたことがきっかけでした。非常勤として働いていた保育士1年目、専門学校の先生に「介護施設を運営している法人が保育園事業を始めるよ」と紹介されたのが上布田保育園です。そういう法人ならば、保育だけでなく介護の仕事にも携わる機会があるかもしれない。そう思い、面接を受けました。また、市から委託を受けて新たにスタートする保育園だったので、自分たちで一から仕組みをつくっていけるのでは、という期待もありましたね。個人的に、上布田保育園の強みは、職員同士の仲の良さに加え、保護者との信頼関係にあると考えています。事業開始から26年、丁寧にやりとりを重ね、じっくりと時間をかけて育んできた、「より良い保育園を一緒につくる仲間」としての絆。保護者や同僚とのあたたかい絆の中で働くうちに、保育士という職業は、私の天職になったのです。
- 欠員を無理なくカバーし合い、職員が長く働ける環境を
- 上布田保育園には、20年以上働き続けている職員が、私を含めて何人もいます。現在は、入職10年目前後の職員が中核として活躍中。子育て経験のある保育士も多く、乳児担当の副主任は、4人のお子さんを育てながら働いています。長く働ける職場であるためには、若手からベテランまで、全員が安心して働ける環境づくりが大切です。例えば、年齢別のクラスは複数担任制。縦割り保育のグループでの活動も多いので、保育士全員で子どもたち全員を見る体制が確立されています。この体制のメリットは、急なお休みによる欠員をカバーしやすいこと。各クラスの様子は普段から共有できていますし、子どもたちにとっては、全員が「いつもの先生」なので、担任がいなくても動揺しません。副主任や主任、園長は、人手が足りないところを臨機応変にフォローするポジション。自分が休んでも、絶対に誰かがカバーしてくれる。そんな安心感を持って働いてほしいです。
- 園内研修で相互理解を促進。自然に保育の核心の話ができるように
- 主任として重視しているのは、保育士との他愛のないコミュニケーション。お昼寝の時間や、帰り道が一緒になったときなどに声をかけ、どんなことを考えて仕事に向き合っているのか把握したいと思っています。職員同士がとても仲良しな上布田保育園ですが、その背景には、定期的に開催される園内研修による良い影響があるのではないでしょうか。自分たちが行った保育を振り返り、意見を出し合うことによって、日常の会話の中でも、自然に保育の核心の話ができるようになったと感じます。また、年に1度は、一人ひとりの保育士が自分自身の話をする機会を設けています。以前は、「私のこだわり」をテーマに、グループに分かれてプレゼンをしました。何枚もの「価値観カード」の中から、自分の価値観に合うものを選別していくゲームを開催したことも。目的は、相互理解の促進です。今年度も、職員が楽しみながら、「本当の自分」を見せられる企画を立てたいですね。
- 保育の楽しさは、年月を重ねるごとに大きくなっていくと伝えたい
- ずっと前から、「子育ては親育ち」という言葉を大切にしています。子どもが生まれたときには、父母も生まれたて。子どもが1年育てば保護者も1年育ち、保育園に6年通う場合なら、保護者も、1年生から6年生へと成長し、卒園していくと考えています。保育士も同じだと思うんです。たくさんの親子との1年を積み上げていくごとに、私たちも成長しています。「親育ち」は「保育士育ち」でもあるんですね。私自身、保育士として20年以上の年月を重ね、若手の頃より、今の方が仕事を楽しんでいるという実感があります。後輩たちには、「今、あなたが感じている『保育が楽しい』『子どもが可愛い』という気持ちは、20年経っても変わらない。喜びはもっと大きくなっていくから」と伝えたいです。子どもを中心に、保護者と保育士が手を携えてつくっていく園。職員同士が、より遠慮なく想いを伝え合える園。今後も、そんな理想の実現に力を注いでいきます。
INFORMATION
社名 | 社会福祉法人東京かたばみ会 上布田保育園 |
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設立 | 1995年4月 |
代表者 | 施設長 小林 三季 |
所在地 |
〒182-0021 東京都調布市調布ヶ丘1-20-1 TEL:042-482-2564 FAX:042-482-8141 |
事業内容 | 乳幼児の保育 ※事業内容の詳細はこちら http://www.katabamikai.jp/kamihuda/ |